オートチェス大会・水スピ杯最終回で感情が壊れた話
元々嫌なことがあっても、お風呂に入って寝ればすぐに切り替えれる人間なのですが、切り替えることができず、明日仕事が残業確定なのに、こうしてブログを書いています。
今回は、私の気持ちを落ちつかせる、いわば日記です。想いをそのまま綴っていきます。
ただ、日記と違うのは、共感してほしいという気持ちがあるからブログとして公開すること。最終回で起こったこととしては、オートチェス大会水スピ杯の運営を1年ちょっと頑張ってきた私にはあまりに辛かった。今の感情がぐちゃぐちゃのまま書きなぐっています。
それでも、心が動くということはそれだけ頑張ってきた・強い想いがあるからだと思うので、振り返ればいい思い出になるかも。こんなこと気にしていたのかと。
先に言っておくと誰が悪いということはないです。公式の意図もわかります。これから盛り上がる大会の方が大事です。わかっているけど、「なぜ、水スピ杯は。」この想いが頭から離れない。
時系列で書きます。といってもシンプルです。
2019年8月末 水スピ杯スタート
2020年10月22日 公式からオトチェ杯のツイートが水スピ杯最終回の1時間前に流れる
新たなトーナメントもうすぐ開催するので、お楽しみにしてください (((o(*゚▽゚*)o)))
— オートチェス【公式】 (@AutoChess_japan) 2020年10月21日
いつも沢山してくれて、本当にありがとうございます。#オートチェス https://t.co/fOvP5rOfZT
これだけです。なぜ、このツイートにひどく心が荒んでしまったのか。
①水スピ杯は51回開催したが、一度もリツイートされたことはない。
(一度、日本語公式と英語公式にDMしているが音沙汰なし。)
②日本で毎週定期開催されているオートチェス大会は、おそらく水スピ杯のみ。
③「いつも沢山してくれて、本当にありがとうございます。」いつも、たくさん大会開催していたのは私(水スピ杯)なのに。
(冷静になると「してくれて」は「play」の日本語訳で、「大会をしてくれて」ではないだろう。ただ、ふっと目に入ったときはそう感じた。)
恨めしい。誰かに自分の感情をわかってほしいと思ったことが、ここ数年なかったので文才がないのが恨めしい。
そう。裏切られた。これが一番近い感情だ。振り返ると裏切られた1年だった。オートチェスジャパンリーグから昨年冬ごろに「もっと大きな大会にするので、水スピ杯もその大会に出るきっかけになる大会として盛り上げてほしい」と言われて音沙汰なし。ウェルプレイドは公式大会行いますとアナウンスしてから音沙汰なし。モバパという情報サイトも音沙汰なし。そして最後に公式。
実は、公式が水スピ杯がなくなることを危惧して、オートチェスコミュニティを盛り上げようと頑張っていこうとしているのは知ってました。だから、今まで大きな大会と絵だけリツイートしてきた運営が、コミュニティにも目を向けてくれた。それも、コミュニティ大会を後押しするようなツイート。うれしい。そういう気持ちで引用リツイートをしたかった。
たぶん、一番大きいのはタイミングだ。最終回。夕飯食べながらちょっと感極まりながら、昔よく解説してくれたつるちゃん(それも今回の解説に向けてオートチェスをやり込んでくれた)とこれから解説しようとしていこうとした、水スピ杯開催前に新しい大会告知ツイートがされた。これから最終回を盛り上げていこうとしているのに。
オートチェスが流行り始めたちょうど1年前はいろんな大会があったのに、すべて無くなって、今は水スピ杯しかないのに。その頑張ってきた最後の仕打ちがこれかと。
公式は水スピ杯があることをもう知ってるはずなのに、このリスペクトのない対応。
ごめんなさい。オートチェス界隈が盛り下がるようなことを言ってごめんなさい。本当にオートチェス界隈の人はあったかくて、ちょっと大会運営グダグダになったときも、誰も文句を言わず、それもいつも感謝の言葉をくれた。本当に支えられてる感じがあった。
流すなら、最後は感動の涙を流したかった。本当は途中まで書いてすっきりしてきたので、ブログは公開しないと決めて一旦寝た。そして、朝起きて少ししたら泣いてた。そして、今は号泣しながら半休取ってブログを書いてる。最後に、まさか「裏切られた」と思い知らされて水スピ杯を終わることになるとは思ってなかった。
本当にこのツイートが流れるまで、今までの1年の流れなんて気にしてなかった。メンテで2週間グランドファイナル大会が伸びたときも、明らかにオートチェスをやる人が減っていっているときも、こんな気持ちにはならなかった。楽しい思い出でいっぱいだった。
ただ、この感情はリアルの仲のいい友達に話してもわかってもらえない。今までオートチェスをやってきた人でないとわかってもらえない。だから、ブログに書いてる。
もう十分みなさんから感謝の言葉はもらっている。それなのに、またみなさんから励ましの言葉をもらおうとしている。来週の水スピ杯グランドファイナル大会を開催するために、もう少し私に力をください。
最後の最後にこんな気持ちにさせた、運営が、公式が恨めしい。そして、いつも嫌なことがあってもすぐに切り替えれる私が、こんなブログを書かないと切り替えれない自分自身が恨めしい。
たったひとつの何気ないツイートなのにね。それも悪いことを、人を傷つけることを言ってるわけでもない。ただ、今までの振る舞い、流れ、タイミング、すべてが重なるとこんなにも感情が悪い方向に揺れ動くのかと。
なぜ、そのタイミングで。なぜ水スピ杯をリツイートせずに。わかってる。「相手はそこまで考えていない」ただ、それだけ。悪気はない。
好き勝手にやってきただけだけど、毎週「告知・運営・配信・実況」オートチェスが盛り上がればいいなと思ってやってきた気持ちが、ときには月の半分オートチェス実況をして盛り上げてきた行動が、何気ないツイート一つでこうにまで踏みにじられた気持ちになるのか。
最後、公開する前にもうひとつ言葉が出てきた。水スピ杯がなかったことにされた。これかもしれない。「裏切られた」と「なかったことにされた」これを組み合わせた気持ちが今の私の気持ちに一番近い。
ごめんね。こんな大会運営者で。未来につないでいかないといけないのに。あと1回頑張るから許して。気持ちを切り替えれたら、これからも実況として呼んでくれたら、オートチェスを盛り上げるから許して。実況するのは好きだから。
(追記)ブログ公開後Twitterで「裏切られたってぐっちょんさんが言っていた」というのを見て、何か私の感情とズレてるように思った。
ただ、私の語彙力だと「裏切られた」しか思いつかなかった。
「最初は期待していたが、時が経ちもう期待していなかったのに、急に現れて期待していたことをし始めた。それも私が終わったあとではなく、終わりを迎える直前で。」この感情をなんて言うのだろうと思ったが、一言で言い表せないから、ブログとして書いたのか。
強いて言うなら「裏切られた」と「冷や水を浴びせられた」の間の気持ちというべきか。
あと、DM無視された等はそんなに気にしてなかったのですが、このツイートによって、「いろいろあったけど楽しかったな」から「最後まで裏切られたな」と思考が変えられたことによって、過去のよくなかった思い出で溢れかえってしまった。最終回なのに。楽しい、うれしい、やり切った気持ちで終わりたかったのに。
気にしてなかったことが、楽しい思い出を塗り替えてしまった。そういう気持ちです。
あとは、悔しい。公式に軽視されたのが。何もなければよかった。そういう公式だったねで終わるはずだった。でも、一番動いてほしくないタイミングで動かれた。それが辛かった。
ちゃんと、まだ水スピ杯はあるんだ。そう言いたかった。
(21:25過ぎ追記)
なぜ、このツイートに反応し、嗚咽するほど泣いてしまったのか。大会をやめるのはオートチェスに愛が無くなってしまったからだと前の配信で言ったのに。
大会運営はひとりでやっていたけど、いろんな人に協力してもらったり、励まされたり、アドバイスしてもらったり。そうやって、いろんな人の支えがあってここまでやってこれたから。大会は人が集まらないとできないんです。そんな想いが詰まった大会だったから、頭では気にしなくていいと思ったツイートも、心はスルーできなかった。
水スピ杯に参加してくれた人、観てくれた人、解説してくれた人、支えてくれた人、なんなら一度でも私のオートチェス実況を観てくれた人、ありがとう。