昔バトルグラウンド大会・ダリル杯を主催・実況していたぐっちょんといいます。
今回はこれだけは知っておいてほしい「セオリー通りの動き」と「BAN」。
知っているとよりバトグラが楽しくなる「最終構成」と「重要中立カード」をまとめました。
ちなみにルールを全く知らない方は、まずは公式のこちらの動画を見てみてください。
www.youtube.com
バトルグラウンド公式大会(ロビーレジェンド)も同じチャンネルで配信されます。
2023.6月以後の内容は、こちらをどうぞ
https://youtu.be/GeqpES_BE7c
セオリー通りの動きとは
1ターン目(3コイン):ミニオン1体購入
2ターン目(4コイン):グレードをあげる(グレード2へ)
3ターン目(5コイン):ミニオンを1体購入または1体売って2体購入
4ターン目(6コイン):ミニオン2体購入
5ターン目(7コイン):ミニオンを1体購入してグレードをあげる(グレード3へ)
6ターン目(8コイン):ミニオンを2体購入
7ターン目(9コイン):ミニオンを1体購入してグレードをあげる(グレード4へ)
この動きが、グレードも上げつつミニオンも効率的に雇えるのでよく使われます。
BANとは
バトルグラウンドでは、試合ごとに使えない種族が4種類ランダムで選ばれた状態でスタートします。
現在種族は「ナーガ・キルボア・ドラゴン・悪魔・エレメンタル・マーロック・メカ・海賊・獣」の9種類あり、その種族が使えなくなることをBANといいます。
最終構成一覧*1
※過去の最終構成を参考にしたい方はこちら
【ハースストーン・バトルグラウンド】初心者ガイド(2021/9/7) - gucchonの思考回路
【ハースストーン・バトルグラウンド】初心者観戦ガイド(2021/5/16更新) - gucchonの思考回路
ナーガ構成
【キーカード】
2022年5月から新たに追加された種族「ナーガ」。一番の特徴は呪文錬成。呪文錬成と書かれたミニオンが場に出ていると、そのターンのみ効果を発揮する呪文が手札に追加される。ただし、呪文錬成で出した呪文は次のターンに持ち越すことはできないので注意が必要。
潮の貴婦人アジッサと哨蛸オルゴゾア(通称:アジッサ・タコ)が揃うともう止まらない。オルゴゾアのナーガ発見で盤面強化もしやすいうえにトリプルも作りやすい。さらに、グロースケイルで聖なる盾もつけると盤石である。
難しい点はキーカードが一番上のグレード6のため、早めのトリプル(同じカードを3枚揃えると、ひとつ上のグレードのミニオンを発見できる)でアジッサとオルゴゾアを見つけれるか、他の人より先にこの2枚を揃えることができるかがポイントとなる。
ドラゴン構成
【キーカード】
カレクゴスのミニオン強化は、雄叫びミニオンだったら何でもOKなので盤面のミニオン強化が非常にしやすい。ただし、カレクゴス1枚では強化スピードで負けてしまうので、最低2枚はほしいところ。
最後は、ナディーナで聖なる盾(ダメージ1回無効。画像右端のミニオンのように、見た目も光に包まれる)をドラゴン全員につけて、相手の聖なる盾はパイロスポーンの3ダメージで剥がしていけば完璧。
ドラゴン構成の難しい点は、ナーガ構成同様キーカードが一番上のグレード6のため、早めのトリプルでカレクゴスを引きたいところ。
応用編にはなるが、カレクゴスを使わず1位になることもできるので参考にしていただきたい。
悪魔構成
【キーカード】
ミニオンを食べて強化することから、ナーガとの相性がいいのが悪魔構成。実はナーガで手に入れた呪文は、ボブの酒場のミニオンにも使うことができる。そして、食べてしまえば呪文の効果(攻撃力・体力の強化のみ)は永続となる。
さらに取憑鬼スターを育てて断末魔を複数回発動させることで、圧倒的な体力を獲得して勝利することも可能だ。
また、魂喰らい魔は実質タダで+3+3できるため、悪魔構成でなくても中盤繋ぎとして使い勝手がよい。
エレメンタル構成
【キーカード】
酒場のミニオンを強化できるのがエレメンタルの特徴。
閃光のライトスポーンの仇討(決まった数の味方ミニオンが死ぬたびに発動)と、厨房の悪夢ノミでどれだけボブの酒場のミニオンを育てることができるかがポイント。
チビラグもエレメンタルを出せば出すほど強化ができて強力。
マーロック構成
【キーカード】
毒(攻撃すれば必ず倒せる)をミニオンにつけることができるのはマーロックの「SI:セブリ」だけ。
体力が少ないと相打ちになるので、ブラン・ブロンズピアードを使っていかにマーロックを強化できるか、献身の英雄で聖なる盾をつけていかに毒付きマーロックを守れるかがポイントとなる。
また毒なしでも画像2枚目のように、大きくなれよマーク・アイとブランを組み合わせて巨大マーロックで勝ち切ることも可能だ。
(1枚目も大きくなれよマーク・アイを直前まで盤面に置いていたとのこと)
メカ構成
【キーカード】
聖なる盾を何度も獲得できるのがメカの特徴。
また、盤面には出ていないが、メカは唯一「超電磁(メカミニオンと合体して効果・攻撃力・体力をそのまま強化する)*2」が存在する種族であり、メカに聖なる盾をつけることができるのも大きな強みでもある。
ハジキロボはメカを召喚する度に聖なる盾を獲得するため、ハジキロボが攻撃してからメカミニオンが断末魔(ミニオンが死んだら発動する)で出るように配置するのがポイント。
錆きの聖者は味方のミニオンが聖なる盾を失った後聖なる盾を獲得するを生かし、2枚目の画像のように超電磁で聖なる盾・挑発をつけてあげると、何度も聖なる盾で相手の攻撃を受け止めてくれる。
少し毛色は変わるが、画像3枚目のようにオメガバスターの断末魔バフを生かして、エネミーリーパーで一気に相手のミニオンを倒していく構成も作ることができる。
海賊構成
【キーカード】
ホガァァァ船長の効果を生かし海賊を購入しまくって老練略奪屋を育てていく、または義足の義賊の効果で他の海賊ミニオンを育てていく。
さて、最初の動画の復習! 画像の構成はホガァァァ船長のゴールデンが2体います。ゴールデンになると・・・攻撃力・体力・効果が2倍になります。
ということは酒場のミニオンを購入するのに3ゴールドかかるが、ホガァァァ船長のゴールデンが2体いるので海賊を買えば・・・
4ゴールドもらえる。宇宙です。こういうことになります。
https://www.twitch.tv/matsuri_hs/clip/AwkwardBraveMeatloafPartyTime?filter=clips&range=30d&sort=time
海賊(荒くれ・イライザ)構成
【キーカード】
もうひとつの海賊構成。イライザの効果で海賊が攻撃するたびに強化していく。ただ、文字で説明するには大変なのでモニキ兄貴任せた!
youtu.be
獣インコ・ゴルドリン構成
【キーカード】
画像の攻撃力・体力を見ると一見弱そうに見えますが、ゴルドリンの断末魔効果をインコで発動させる。さらに、バロンの効果で断末魔は2回発動する。さらにさらに、インコやバロンがゴールデンになれば発動回数がもう1回増える。。。
今回の画像だと、インコがゴールデン(断末魔2回発動させる)、バロンもゴールデン(断末魔は3回発動する)ということは、2×3=6回発動!! つまり強化は+30/+30!!!*3
おわかりいただけただろうか。見た目以上に強いことが。また、インコも獣なのでちゃっかり強化されます。また、ヨミガエラガラヘビで蘇り(体力1で復活)させることで、もう一度断末魔を発動させることもできます。
最後に、強化されたヒドラで両隣にもダメージを与えて一気に倒していく構成となっている。
獣インコ・カエル構成
【キーカード】
乗りカエルの断末魔が複数のミニオンに複数回発動して強化されまくります。
見た目以上に強いので、動画で確認してみてください。
https://twitter.com/i/status/1433626932218793985
また、カエル構成の詳しい立ち回りなどはこちら。
カエル学(思考整理)|toppoHS|note
・『乗りカエル』編成のいろは
https://monikiblog.site/2021/09/06/%e3%80%90hs%e3%83%90%e3%83%88%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%80%91%e3%82%ab%e3%82%a8%e3%83%ab%e5%ad%a6%e3%83%bc%e5%85%a5%e9%96%80%e7%b7%a8%e3%83%bc/
最後に、獣最終構成では抜けていることが多いが、中盤は愛鳥家が強力。
キルボア構成
【キーカード】
闇睨の長老でダイナミック・デュオを一気に巨大化していく構成。ゴールドを消費すればするほど強くなるので、海賊構成で紹介したホガァァ船長との相性がよい。
また、死霊祭司はどのミニオンにも使用可能なので、両隣にも攻撃できる洞窟ヒドラやエネミーリーパーに今まで使った血の宝石を移し替えて一気に強化することも可能だ。
挑発構成
【キーカード】
キジル博士 (@Everyday_kimura) | Twitter がロビーレジェンド本戦進出を決めた挑発構成の特徴は、キーカードが低グレードであること。元々挑発がついていないミニオンは、アルガスの守護者を引くまで深海漁魚で挑発をつけて強化することがナーガ追加によって可能となった。
混成構成
【キーカード】
各種族の強いミニオンを強化していく構成。特にミナジェリのジャグとアッゲム・ソーンカースが強化効率が良いので活用していきたい。
重要中立カード
ブラン・ブロンズビアード
盤面のミニオン強化は雄叫び(盤面に出したときに効果が発動)ですることができるため、強化が2倍になると考えると強力なことがわかるだろう。
バロン・リーヴェンデア
こちらは断末魔を2回発動させる。主に獣、メカ(オメガバスター)、荒くれ・イライザ、献身の英雄(聖なる盾付与)のために使う。
マンティッドの女王
唯一の猛毒持ちミニオン。ただし、疾風(2回攻撃)、聖なる盾、挑発がランダムでつくため戦闘開始前に何がつくか注目!
不安定なグール
終盤輝くカード。全てのミニオンの聖なる盾をはがせるため、相手に聖なる盾ミニオンが多い場合は全力で探しに行く。特に一騎打ちのときは要注目!!
大暴走リロイ
倒されたら倒し返す。断末魔なので聖なる盾も関係ない。
どの構成にもとりあえず入れたら役立つカードである。
もちろん、そのとき酒場に並ぶミニオンやヒーローによって、あえてセオリー通りの動きをしなかったり、最終構成もこの通りになるとは限りません。上位プレイヤーほど臨機応変な動きをします。
そこが面白いところでもあるので、このガイドを参考にバトグラを観るのもプレイするのも楽しんでいただけるとうれしいです!
最後に(特徴的な構成・上位に滑り込む構成)
上記以外にもみなさんのご協力のおかげで様々な最終構成画像が集まりましたので、特徴的なものを貼って終わりにします。
興味のある方は、公式サイトでカードの効果を見ながら「どうして1位になれるほど強化できたのか」「引きが噛み合わないとき、どうやって上位に滑り込んでいったのか」考えてみてください。
画像提供してくれたみなさま、ありがとうございました!!
playhearthstone.com
お知らせ
6月から更新再開しました!
gucchon46.hatenablog.com
更新の告知はTwitterで行うので、よろしくお願いします!!
twitter.com
欲しいものリストも公開中です。いただけるとブログ更新のモチベーションになるのでうれしいです!
https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/1LS9TLM34CCDT?ref_=wl_share